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SRXのクラッチ・・・その② [バイク]

クラッチの話の続きです。

クランクケース後方からオイルホースが出ていますが、
これはオイルをオイルクーラーに導くためのホースです。
ケースとホースのジョイント部分の手前にクラッチのシャフトにオイルを導くための穴が開いており、
そのオイルはアクスルシャフトを通ってクラッチに導かれ潤滑に使われます。
アクスルシャフトにはプッシュロッドとボールが入っており、アクスルシャフトとのクリアランスも少なく
ある程度の油圧がないと、オイルはクラッチ側に流れずオイルクーラーに流れてしまいます。
そのため、フリクションプレートとクラッチプレートを潤滑するオイルが不足するため
その二枚がくっついた状態で回っている、いわゆる半クラッチの状態になるのだと思います。

なので、ニュートラルが入らないのはクラッチを潤滑するオイルの不足が原因だと思います。
これはあくまでもわたしが考えた仮説で、
実際にオイルがどのように流れているのか見ることができないので実証できませんが、
アイドリングを2.500回転にして(油圧を上げることが目的です)
ストップアンドゴーを繰り返し、止まるたびにLowからNeutralに入れますが、
スコスコと入るようになります。
また、レーシングスタンドでリヤホイールを浮かせクラッチを切って、
NeutralからLowへ入れると、リヤホイールが回り出します。(通常のアイドリング回転数)
その状態でリヤブレーキを一旦かけてホイールの回転が止まれば正常。
また回り出したらクラッチが切れていないという事が分かります。
私の場合、回り出しました(^^ゞ
こういう事からも、多分間違い無いと思うんですが・・・?

そこで半クラッチの状態を解消するための方法を考えました。

SRXのクラッチの中には一箇所クッションリングが入っており、
その部分だけ強制的にクラッチ板が離れるようになっています。
その機能を全てのクラッチ板でやってみようという事です。
やり方は簡単です。フリクションプレートを少し曲げるだけです。
こうする事によってプレートがスプリングの役目をして、クラッチを握った時に強制的に開きます。
その結果は、下のビデオ御覧ください。

ビデオの説明
①タイラップでクラッチを切った状態にします。
②Neutral
③当然タイヤは回っていません。
④ミッションをLowへ入れます。
⑤タイヤが回り出します。
⑥リアブレーキを一旦かけます。
⑦リアタイヤの回転が止まります。これでクラッチが切れました。
⑧LowからNeutralに簡単に入ります。

クラッチが滑るんじゃないかと疑問をもつ方もいるかと思いますが、
今のところその症状はありません。
この状態で箱根man3に参加してきました。

説明すると簡単そうですが、実はとても大変です。
プレートの曲げが大きすぎてもダメ小さすぎてもダメで、
結局探し当てるまでケースを4回外しました(^^ゞ
ビデオを見ても分かる通り、その効果に満足してます。
でも、決して真似はしないでください。
本来は、オイルで潤滑されたら治るはずですから。
また、アイドリング回転数、クラッチの遊び等、車両のメンテをすることで
改善されることもあると思いますので、まずはそこから試しましょう。


コメント(5) 

コメント 5

nakamura

クッションリングの一か所でも完全に離れればクラッチ切れそうなもんですけどね?
キックはそんなにニュートラル出辛くないんですよね、何でだろう?

by nakamura (2011-11-06 07:27) 

まっちんぐ

いつもSIMPLEさんの探究心には脱帽しています。

いつも私はニュートラルが出にくくなるとオイル交換の時期だと
思ってオイル交換します。

交換すると新しいオイルなので潤滑性が良くなって
ニュートラルの出が良くなるのでは?と思っていました。

考えが浅かったですね (^_^;)
by まっちんぐ (2011-11-06 16:26) 

simple

nakamuraさん
私もはじめはそう思って実験しましたが、一箇所だけではダメでした。

まっちんぐさん
新しいうちは、オイルが少なくても油膜を維持してクラッチが切れやすいんでしょうね。
また、冬季やエンジンが温まる前は比較的Neutralが入りやすいのは、オイルの粘土が高いため油膜が切れにくいことが考えられます。
早めのオイル交換、高粘度のオイルを使用することも対策の一つだと思います。
考え方は間違っていないと思いますよ(^-^)
by simple (2011-11-06 21:14) 

MAXサダ吉

はじめまして。

3VNに乗っている者ですが、もともとそこまで入りにくいとは感じたことはなかったのですが、以前クラッチ板交換時にプッシュロッドも新品に交換して貰ったら、もっとなめらかに入るようになりました。

もし、すでに新品に交換されていましたら失礼しましたです(汗)
by MAXサダ吉 (2011-11-17 09:35) 

simple

MAXサダ吉さん
はじまして、投稿ありがとうございます。

プッシュロッドにはスパイラルの溝が刻んであり、
オイルをクラッチに導く役目をしていると思います。
ロッドが磨耗していれば溝にかかる圧力も下がり、
当然オイルの流れも悪くなると思いますので一つの原因と考えられますね。
まだ交換はしてませんが、それも含めいろいろ実験中です。
近いうちにご報告させて頂きますので、しばらくお待ちください(^-^)
by simple (2011-11-17 20:30) 

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